やっぱり2016年は円高トレンドの1年になる – 東洋経済オンライン
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このような記事がありましたが、みなさんどう思われますか??
この記事を読んで、
「そうか、円高になるのか!」と思われた方は「円」を買えばもしかすると為替差益を得られるかもしれません。
また逆に、
「いやいや、まだまだ今のトレンドが続くのでは?」と考えて方もいらっしゃるでしょう。
私も仕事柄よくこのような為替の値動きについて聞かれるのですが、正直全くわかりません。
そもそも、その予測が出来ているのであれば、とっくに大金持ちになっているでしょう。
このような予測を見たときにいつも思うことは、このような万人が見るような記事に惑わされてはいけないと言うことです。
決して、アナリストやエコノミストの方を悪く言っているわけではありませんが、どうしても「止まった時計の針」のように思えてなりません。
「止まった時計の針」とは、どんな時計でも必ず12時間(1周する間)に一度はその時間を指すということです。
もっとわかりやすくいうと、為替を予測しても時間が経てば必ず上がるときもくれば、下がるときもくるということです。
結構いらっしゃいませんか??
何年も前から、おんなじことを言ってる有名な方々。
マーケットを予測することも大切ですが、もっと大切なことはどちらに為替が振れても大丈夫なように備えることではないでしょうか。
では、為替変動リスクに備えるとはどのようなことでしょうか。
まずは、通貨分散です。
「何かが上がれば、何かが下がる」
逆もまた然りです。
日本人の95%は日本円しか保有していません。
しかし、外貨(ドル)と円を50:50で保有しておけば、「何かが上がれば、何かが下がる」わけですから為替変動リスクを抑えることが可能となります。
2016年、まずは少しづつ外貨(ドル)を保有して、為替変動リスクに対する対策を講じてみてはいかがでしょうか。